クレーターというニキビ跡は、真皮という組織まで損傷して凹んでしまっている状態です。
真皮層という皮膚の深い部分は、生まれ変わるのも４〜５年かかると言われています。
ですので、クレーターに関しては年単位。ただ、治るかどうかは傷の深さの状態と日々のケア次第です。
浅いクレーターでしたら、４ヶ月で薄く化粧をしたら目立たない状態にできます。（但し、お身体の状態、年齢、環境などによって個人差はあります）
エステは治療ではないため、凹んだ皮膚をつるんとした、たまご肌にすることはできません。美容クリニックの治療であっても難しいので、それはご理解いただけると思います。
では、ロゼルナでは何をしていくのか、というと、悪目立ちしないように、【薄くメイクしてキレイに見える肌】を目指して皆さん通われています。
クレーターが治らないまでも、人から見て肌がキレイになったね、と言われ、気にならない状態になったら、気持ちも見た目も変わりますから。
自己流のケアではお肌の悩みはなかなか解消できません。また、たまに思い立ってエステを１〜２回行ったところでクレーターに関してはほとんど変化しません。
ちなみに、オーナーである私もサロンを立ち上げる前、40代後半にさしかかり、またクレーターが気になり始め、月１回のエイジングケアを受けていました。ビタミンAの高価なスキンケアをライン使いしました。とても信頼していたサロンオーナーさんは、ノーファンデで美肌。ノーファンデに憧れて3年位は通い続けたのです。確かにツヤとハリは出ましたが、クレーターに関しては、ほとんど変化は感じられず、いつも夕方には市販のファンデーションが乾燥してクレーターがやたら目立ってしまう。それが気になり、逆の意味でノーファンデ状態が続きました。
クレーターに結果が出るようにする方法は、専門性の高いサロンで、尚且つ、症例数がたくさんあるところを選び、どう変わっていくのかをきちんと伝えてくれるサロンを選ぶことをお勧めします。
また、変化を感じるようにするには、今までと違うことを取り入れたり、やってきたことをやめたりする必要があります。そして、簡単に諦めず、日々続けていくのが秘訣です。コツコツ続けられれば、お肌の変化を「最近、お肌がキレイになったね」という第三者からの言葉で感じられるようになります。
ロゼルナの集中プログラムを受けたお客様達は、堂々とすっぴんを見せられるようになった、というご感想をくださいます。
今まで食事も人目を避けて一人で食べていた、という状態から、堂々とすっぴんを見られても大丈夫になるのですから、それは別人級に変わる変化です。（もちろん、変化には個人差はあります）
レーザーを当てたり、ピーリングしたり、刺激を与える攻めの治療しかクレーターは治らないと一般的に言われていますが、そんな刺激を与えなくても、クレーターをふっくら見せて、今よりも気にならないようにすることはできます。
また、薄化粧で一歩引いてみると、他人からは、かなりキレイに見える、ということに気づいて欲しい。
鏡を近づけた状態でニキビ跡やクレーターや角栓を見ていても、お肌は１ミリも良くなりません。
毎日隠すように下地やコンシーラーを重ね塗りしたり、人目を避けるようにトイレで化粧直しをしたり、それって地味にストレスだったんだな、とエステの回数を重ねるにつれ、気づくようになります。
鏡を見る時間を減らし、違うことに時間をかけて、身体の内側からのことも考えながら、ふっくらさせる努力をしていく方がよっぽど健全だと思いませんか？
毎日お肌の調子が良くなって、メイクも楽しくするようになれば、少しずつですが確実にキレイになっていきます。
気持ちの面だけの変化だけではなく、お肌は日々新しい細胞が生まれてきますから、少しずつ代謝を繰り返していくうちに変わるものです。結果を急いで焦らないことが、とても大事です。
美容クリニックの治療で痛い思いをしなくてはならない、と思っているのでしたら、それは違います。ダウンタイムに悩む必要もありません。気持ちよくお肌を労わるようにして、一緒にキレイなお肌を育てていきましょう。