
私のサロンでのお客様達の傾向として、右頬よりも左頬にニキビが多いな、と思っていたのですが、コロナ禍にご来店されるお客様達は、右頬にニキビが多くなった、と感じていました。
右頬は、肺の反射区と言われています。急にマスクをする生活になり、呼吸が浅くなったこと。
コロナという未知のウイルスにより、何が起きるかわからない怖さ。マスコミによって、かなり不安を煽られましたから、そのせいでストレスを感じ、呼吸が浅くなっていたのではと思います。
呼吸が浅くなると、睡眠の質も下がります。全体的に身体の免疫力が下がってお肌にもニキビや肌荒れとなって出てきます。
左頬は、傾向としてお食事や食べ方に気をつけていると減る方が多いです。
例えば、よく噛むようにする。消化の悪い脂っこいものを食べる時には、消化を助ける大根おろしを一緒に食べる。
食べる前や食べている時に大量に水を飲まない、などです。私のサロンのお客様達は、こうしたちょっとしたことを気をつけることでニキビを少しずつ減らしていくことができます。
また、考え方や、物事の受け取り方をこんな風に考えてみてはどうでしょう?とお伝えすることもあります。ストレスを感じやすい方は、上手にストレスを解消していくお手伝いをします。やったことがなくて、わからないことは不安なものですが、大概、実際に起こらないことまで不安がって動けないでいるケースが多いのです。
また、右頬のニキビに戻りますが、真面目で責任感が強い方は、自分に厳しいのでストレスが溜まりやすいのでは?と思います。
失敗をしないよう、常に気を張って頑張っているというか、完璧を目指していると感じる時があります。
ほとんどの方が挑戦して失敗を繰り返してこのサロンに辿り着いています。
いろいろやったけれど、思うような変化がなかった
年齢が年齢だから、後がない
やってみないとわからない
と頭で考えず、一歩一歩前へ進まれる方が、スーッとよくなっていきます。
若い方でも年齢を重ねた方でも、早くお肌の状態が良くなっていく方は「なるほど、そういうやり方があるのか」「そういう考え方もあるのか」と受け取り上手。案ずるより産むが易しの精神で、お肌にも良い結果を手に入れています。