プライベートで失敗することが最近は増えた。
大阪のビューティーワールドジャパンへ出向いた際は、内回りの電車に乗るはずが、乗り間違えてしまい、ユニバーサルスタジオ方面へ行き、時間より前に到着するはずが、すっかり遅刻してしまった。
初めて行くところは、人に確認せずに乗ってはいけないと自分に言い聞かせた。
最近は、85歳になる叔母の気持ちがわかる。
歌舞伎町でスナックを経営していたから社会の荒波に揉まれてきている。だから、大概のことは理解できるし、世間のことにも興味がある。
私の母と1番仲が良かったこともあり、私と弟のことをとても可愛がってくれている。両親亡き後もずっと世話になってきたので、私たち姉弟の1番気掛かりな存在になっている。
その叔母はずっと現金主義。こだわりがすごくて、たまに引いてしまう。
Suicaが登場して、いくら便利だからと私達が訴えても、ずっと切符を買い続けていた。乗り慣れない電車にいつも四苦八苦。なんの拘りなのか?使い始めてくれた時は、やっと使うことにしてくれたのか、とホッとした。
叔母の住む新宿区百人町は、外国人労働者が多い。日本語が下手だから仕方ない、ということを踏まえた上で、10年以上も前のことになるけれど、チャージ式カードが流行り出した際、お釣りを渡してくれない、とある時プリプリ怒っていた。
ドラックストアで買い物したけど、カードを返すから現金と交換してきてくれ、と。
お金をチャージして使うSuicaと一緒なんだよ、現金で買うよりポイントが貯まるから得になるんだよ、といくら説明しても、2度とあの店では買わないからいい、の一点張り。
キャッシュレス化が進んでいるのは、ここ数年のテレビや新聞などの情報から、だいぶ理解が進んできたらしく、伊勢丹で人生初のクレカを昨年作った。
私もまだPayPayもLINE PAYも使えない。以前、楽天edyを使おうとしたけれど、チャージが面倒でやめた。今はクレジットカード一択。
そうして、今は、叔母がプリプリ怒ってしまった気持ちもわかる。
わかるように説明して欲しいのだ。
相手には、わかっていることが、私にわからない、という状況がとっても悲しいのだ。
おそらく年々、忘れっぽく理解力も乏しくなっていることに薄々気づいていたから、傷ついたのだ。
けれど、傷ついて悲しいという現実を受け入れることができない。悲しい、という感情は、自分を守るために、すぐさま相手への【怒り】にすり替わってしまう。
実は、この前、私も同じようにやってしまった。
Amazonから配達された場所がサロンではなくて自宅だった、という私の思い込みと住所設定ミス。
だけど、そうとわかるまで丸3日以上かかってしまった。
なぜかポストに不在票がない。あら?メールだけで不在票がなくなった?でもメールには宅配ボックスのナンバーも暗証番号の記載もない。Amazonに問い合わせしても「配達されています」という項目しかない。
うーーん、どうしたものか、宅配ボックスには(違うのだけれど)何か届いているのがわかる。てっきり自分の荷物だと思い込んでしまった。直接問い合わせしたい。
こちらから配達業者に連絡したいと言ったけれど、アマゾンは規則で教えられませんという回答だった。
イライラしてしまったのは、このチャットに辿り着くまでの導線が酷すぎて、ぐるぐるぐるぐる同じ回答が出てくるだけで、めちゃくちゃ時間がかかってしまったから。
やりたいことがたくさんあって忙しいのに、時間の無駄だと、だんだんイライラしてしまった。
前回のお届け先は自宅でしたが、もう1度、お届け先住所を確認してもらえませんか?というのが、もし、目の前にパッと出てきてくれたら、私はハッとして確認していただろうか?
小さな失敗は日常茶飯事なので、いつも自分が間違っている前提でいるのが良いとわかっている。
そのスタンスでいるはずだったのに、この時はぐるぐるさせられてイライラしてしまった。自分が情けない。
けれど、天下のアマゾンさんには、ぜひ、お願いしたい。
こういうところにAIをフル活用して欲しい。
これを買った人は、こんな物も買いました、ではなくて。
たまにしかアマゾンで買わない人の中には、私のような基本的なミスをする人もいるだろう。
お届け住所、前回の注文で変更したのに、デフォルトに戻ってると思い込んでた人。
お届け物が届かないのですね?
前回の買い物は〇〇で、○月○日にご自宅で受け取ってます。
今回もご自宅にお届けしています。
こんな風に思うのは私だけなのかなぁ?