私の美容の師匠は、美肌師・佐伯チズ先生です。
代々木から銀座にエステティシャン養成スクールとサロンを移転した時、私は銀座一期生として入学しました。
周りのサロンオーナーさん達の中にも、佐伯先生のファンが多く、直接美容を教わることができたことは、ラッキーだったなと思っています。
佐伯チズ先生をご存知ない方もいらっしゃると思いますが、佐伯先生といえば、ツヤのある白い美肌。
私が学んでいた当時は、確か65歳でしたが、圧倒的な美肌は羨望の的でした。
佐伯先生は、中学の頃からオードリー・ヘップバーンに憧れ、当時から白い肌を目指し、徹底的に紫外線を浴びないように過ごしていたのだとか。
そして、お肌は日々のケアで育むもの、と仰っていました。
実際に身近に接していた私が、佐伯先生から教わったことで、意外だったこと5つをお伝えします。
佐伯先生から教わったこと5つ
1)徹底的に紫外線を予防。ファンデーションのような日焼け止めを持ち歩き、常に重ねて塗っていらっしゃいました。日傘はタクシーの中でもさすくらい、必須アイテム。
2)水素水をちびちび飲む。活性酸素を増やさない水素水、水にはこだわりを持っていらっしゃいました。
3)化粧水よりもクリームが大事。年を重ねたら、お肌に外側からも栄養を与えること。
4)クレンジングに一番お金をかけなさい。私達はまずポイントメイクの落とし方とクレンジングを教わりました。
5)手は最高の道具。自分の手の平や、薬指で力は入れず、愛情を込めてケアすることを教えていただきました。
日焼け止めを塗り重ねるの謎
当時、どうやったら汗をかいた後に日焼け止めを塗り重ねられるのか、謎だったので、真っ先に質問しました。
すると、先生はリキッドファンデーションのような少し色のつく日焼け止めを使っていらっしゃいました。日中に汗をかいた後に、塗り重ねても全くムラになることもなく、ツヤツヤしていました。
ポイントメイクはしっかりしているので、常に化粧バッチリに見えていましたが、ベースは日焼け止めだったのです。
あの圧倒的な美肌は、徹底的な紫外線予防から生まれたものでした。
佐伯チズ先生の美容理論が土台
私が今行っているエステや美容理論の根幹は佐伯チズ先生から教わったものが土台となっています。
キレイな稀有なお肌は1日にしてならず。
地道にコツコツお手入れしているからこそ、手に入るもの。
自分の手が最高の道具よ、と教えてくださいました。
「このシミが、このシワが気になって仕方ない」みんな欠点ばかり見ている、
手の温もりで、シワも手のアイロンで伸ばすように、
「伸びてねー、キレイになってねー」と丁寧に愛情を込めて塗るようにと教わりました。
この最新の美顔器が良いのよ、と言われるより、よっぽど普遍的で説得力があると思いませんか?
口から入れる、食べるものを選ぶことも、もちろん大事。
スクールでは内面美容も学びました。
ただ、栄養学も佐伯先生が実践されていた和田式ダイエットも、表面を撫でるように学んだだけでは、自分の中に落とし込めませんでした。
私のアゴ下にできたニキビ克服の実践編は、まだ少し先になります。
学んだとしても、点と点が線になるまでには時間がかかると身をもって体験しました。
健康的で丈夫な肌へ、気になる欠点をカバーしながら、少しずつキレイになっていくエステ
私のエステは、気になる欠点をカバーしながら、健康的に少しずつキレイになっていくことを目指しています。
時間は治療よりかかったとしても、確実に丈夫な肌へと生まれ変わります。
次第にふっくらしていき、目立たなくなるのです。
お肌の凸凹が気になるから、と、さらに傷をつけたり、削ったり、お肌に負担になるようなことは一切必要ありません。
実際にキレイにしていくのは、あなた自身です。愛情をたっぷりかけて、外側からと内側から栄養を与え、お肌を自分の赤ちゃんのように、ふっくら柔らかく育つように育てていきましょう。
お肌がキレイになる人とならない人
先ほどお伝えしたように、佐伯先生は欠点ばかりを見ないようにと教えてくださいました。
「大丈夫よ、キレイになるよ」
「ここはキレイになっているね」と良いところを見つけて褒めて伸ばしましょう。
「まだ変わらないわ、ダメね、汚いわね」と思っていたら、瞬時に細胞にも伝わっています。
お肌の細胞も生きていますから、健康にスクスク育たないのです。
もし、自分が子供だったとして、
毎日「大丈夫よ、昨日よりよくできてる、良くなっている」と褒められるのと、
「全然まだダメ、なんでなの?」と欠点ばかり指摘されるのと、どちらが気分良く過ごせますか?
考え方も、ものすごく大事だとわかりますよね?
佐伯チズ先生の美容理論をこれからも継承していく人を増やしていきたい
続けられる人が、いつか感動のレベルに到達できます。
結局、地道なコツコツした方法が一番確実。
そして、続けられる人は、お肌のことを優先して忘れずにできる人です。
人から見られる機会の多い、女優さんやモデルさん、接客業の人達、そして、何を隠そう、お肌で傷ついた経験のある人です。
傷ついた経験は、決して無駄ではありません。いつも周りでびっくりするくらいキレイな肌になっている人は、過去にお肌が荒れていた経験を持つ人が圧倒的に多いです。
佐伯チズ先生の美容理論を実践し、一緒にお肌をキレイにしていきましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。