リストラで崖っぷちになった私の話
もし、あなたがネガティブ思考がどうしても染み付いていて、それがネックだと感じている。
かつての私のようだったら、まずはワクワクするポジティブ思考に変えてみる。
《自分を洗脳する》正しい言い方ではないかもしれませんが、思考は大切です。
思考癖は厄介で、すぐに戻ります。なかなかポジティブ思考を身につけるには時間がかかりますが、一歩踏み出すには、思考を変えると早いです。
もっと言うと、使う言葉を変え、口癖を変えるのが有効です。
私はリストラという谷に突き落とされる格好で、サロン開業へと踏み出しました。もっと早く踏み出していれば良かったな、と後になってから、ものすごく後悔しました。
どんなに悔やんでも、貴重な時間は取り戻せない。
私の勤めていたサロンがエステ業務を年内で終了する、と告げられたのは2016年11月。
9年勤めていた私は47歳になっていました。パートタイマーで恥ずかしながらお金は全く貯まっていませんでした。
まず私がやったことは、自分の未来の不安を払拭すること。
自分に自信がなくて、エステの技術だけは自信があっても、独立する自信はどうしてもつきませんでした。
私ダメなんです、できない、難しい、不安、自信がない、そんな言葉を使いがちでした。
でも変わることができたのは、こうした口癖を封印したこと。【できる、やる】ということで頭をいっぱいにしました。
スティーブ・ジョブズ氏の言葉を手帳に書いて、毎日それを読み、気持ちを奮い立たせ、お客様達への感謝を込めて、残りのサロンワークの日々を過ごしました。
私自身に自分を信じる気持ちがなく、元気がない状態でエステをしたら、お客様達に失礼だと思ったし、会社からどう思われようが、エステの仕事に誇りを持っていたので、最後まで全力で今できること今しかできないことを全力でやり切る、と決めました。
当時の時給確か1028円。9年間に上がったのは28円。
これ以上雇われていても未来がない。これを逃したらもうない。人生最後のチャンス。自宅サロン開業への道を選択しました。明るいワクワクした未来だけイメージしました。
その時に不安な気持ちに押し潰されていたら、今、このサロンはありません。
思い込みは強いから【できる】と信じる
引き寄せの法則という言葉を聞いたことありますか?
【こうして思考は現実になる】(パム・グラウト著)という本をご紹介します。
当時、この本を知らなかったのですが、最近知って、すぐにネガティブになる思考グセをポジティブにしたくて読んでみました。
実際に、私も実験してみたのですが、今から48時間以内に、黄色い車と黄色い蝶々を見る、という実験です。
今の時期に黄色い蝶々?黄色の車なんてそうそう見ない、と思うじゃないですか。
でも、本当に実際、目の前に蝶々も黄色の車も48時間以内に現れたんですよ。
ものすごくびっくりしました。
人って今までの経験からの思い込みで、できないと思っていることが多いのですが、逆にできる、という思い込みで、実現することもできるのです。
面白いからこの実験、ぜひやってみてくださいね。
最後に、私がサロンを立ち上げる前に、実際に毎日眺めていた言葉、アップルの創設者、スティーブ・ジョブ氏のあまりにも有名なスタンフォード大学でのスピーチの一節を載せておきます。
この時、彼は膵臓癌で余命6ヶ月と宣告されましたが、奇跡的に手術ができて寛解したと話しています。
スピーチもYoutubeで見ることができます。
3つのストーリー、最初は点と点とが線になって繋がるのは、ずいぶん後になるということ。
ニキビやニキビ跡クレーターの肌を改善することにも通じます。
自分で立ち上げたアップル社を首になってしまったことも、全てのプラスに捉えています。捉え方で人生って全く違うものになりますね。私もあの時リストラされて良かった。もしリストラされていなかったら、と思うとゾッとします。
Your time is limited so don't waste it living someone else's life,
Don't be trapped by dogma -which is living with the result's of other people's thinking.
Don't let the noise of other's opinions drown out your own inner voice
And most important, have the courage to follow your heart and intuition
They somehow already know what you truly want to become.
Everything else is secondary.
Steve Jobs
君達の時間は限られている。
だから、他の誰かの人生を生きることで時間を無駄にしてはいけません。
教条主義の罠にハマってはいけません。
教条主義とは、他の人々の思考の結果に従って生きることです。
他人の意見という雑音に自分自身の内なる声をかき消されないようにしてください。
そして、もっとも大切なことは、内なる声と心に従う勇気を持つこと。
心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか既に知っています。
その他全てのことは二の次です。
スティーブ・ジョブズ